いざ、中学受験をしよう!と親子で話し合って決めて
入塾をした後、楽しく塾には通うことは出来ても、ただ通うだけ。
これ結構あるあるだと思うのですが(自ら勉強するお子さんの方が多数かもしれませんが)
我が娘は毎日出されていた宿題と勉強を全くせずに大変苦労しました。
そこで、YouTubeとInstagramからヒントを経て
我が家流にアレンジをしましたら、毎日少ない時間でも勉強を続けてもらえました。
もし全く勉強に手を付けてくれないお子さんがいらっしゃいましたら
是非お試しいただきたい方法3選をお伝えしたいと思います!
まずは8週間続けることを目標に
一つ目は、メンタリストDAIGOさんの習慣術の本を真似してみました。
短期間で最強の習慣術という本に、8週間続けられたあたりで習慣化する
ハードだと思われることでも8週間やれば習慣化でき、その先は、続ければ続けるほど
負担に感じなくなっていくと書いてあり、実践をしてみました。
まずはセリアでA4サイズの卓上に置けるカレンダーを買い、
一日のノルマはこれだけで良いの?と思うくらいに少なく提示して
宿題が一教科だけでも終わらせられたら、その日にスタンプを押して行きます。
私の場合はグリッターペンで毎日『頑張れ!』だったり『よくやったね!』
『試験まであと何日!〇点アップだ!』とコメントを書いて鼓舞をし、
宿題をさせていました。
↑こんな感じです^^
本当に僅かなノルマを終わらせ、まずは達成感を味わってもらうことを目指していました。
お出かけした日などは疲れていたりするので、本当に嫌がった日は一問でもクリア出来れば「それで良し」としました。
「自分はちゃんと前に進んでいる!」という感覚がモチベーションを作りますし
親子でバトルをして、歩みを止めてしまうことがない様にするのが大事だと思っています。
まずは8週間続いたら成功です。
親の心の中だけでガッツポーズをしましょう!
それを積み重ねて徐々に負荷を上げていきます。
DAIGOさんの習慣術には、習慣を身につけるためのステップは細かく刻み、大きな目標は時々思い出す。と書いてあります。
時々、「中学校に入ったらどんな事がしたい?」とか、クラブ活動の話などをして
最終的な目標である中学生活を一緒に思い描いてあげると挫折をしにくくなると思います。
NGなやり方
6年生の夏休みは塾からのプレッシャーもあり、4教科の宿題が膨大でした。
娘はBT21が好きだったので
ファミリーマートの一番くじが発売される時間まで
タスクを完了出来る様に日々調整しながらスケジュールを組み
開始時間ギリギリまで課題を行いました。
ご褒美を設定💜
何とか目標のノルマをこなせたので、一回700円の一番くじを2人分制限回数まで思い切り
使い切ったのですが、これはこれで燃え尽き症候群にさせてしまいました。(^^;;
6年生の9月以降は、この方法は使用していません。
大きなイベントにしないで小さなご褒美の繰り返しの方が良さそうです。
分散学習帳アプリを使って隙間時間に定着
次にメンタリストDAIGOさんがyoutubeで紹介していた「分散学習帳」という
アプリを使用しました。
効率よく学習ができる
人間は復習をしなければ物事を忘れてしまい、忘却曲線をたどります。
出典:代々木進学ゼミナール
学習で間違えた問題を、一定期間をあけて
1日後、3日後、5日後・・・というように復習を繰り返し
復習までの期間をどんどん伸ばしていく事で少ない復習回数で脳に記憶を定着させる学習法です。
小テストで間違えた問題を一つ一つカードに入力していくのに大変手間はかかりますが、
お迎えの待ち時間など隙間に一度入力をすれば、世界に一つだけの娘専用・苦手対策テキストの出来上がりです。
タグを作り、国語・算数・理科・社会と作成していきます。
移動時間に毎日確認をしたり、漢字は家で少しの時間があれば書いてもらいました。
アルゴリズムが自動的に復習問題をベストなタイミングで出してくれるのですが
教科タグごとに問題を出してもらえず、4教科ミックスになる所が不便な所ではあります。
暗記マーカーというアプリも使ってみましたが、量をこなせるお子さんに向いていますね。
現在は様々な無料フラッシュカードのアプリが出てきているので
ご家庭に合った使い易いアプリが見つかるまで試してみるのも良いかもしれません!
お金で解決!Payシステム
娘はご褒美をもらえるまでの日数が長いと途中で挫折しそうになりました。
おそらくマシュマロテスト(マシュマロ実験)では目の前にマシュマロが
出てきたらすぐ食べてしまうタイプです。
余談ですが・・・マシュマロ実験とは
マシュマロ実験(マシュマロじっけん)、またはマシュマロ・テストとは、子ども時代の自制心と、将来の社会的成果の関連性を調査した著名な実験。スタンフォード大学の心理学者・ウォルター・ミシェルが1960年代後半から1970年代前半にかけて実施した。
地元の学校に通う7歳から9歳の子供たち53人(黒人35人と東インド人18人)に対して実験を行った。子供たちは今すぐに1セントのキャンディーをもらうか、1週間後に10セントのキャンディーをもらうか選ぶ。ミシェルはこの実験で、子供たちの属する民族や年齢による選択の違いははっきり出たが、経済環境による違いは出なかったと報告した
「自制心」「セルフコントロール」などと呼ばれている「将来のより大きな成果のために、自己の衝動や感情をコントロールし、目先の欲求を辛抱する能力」(Delayed gratification)が、人の社会における成功に重要であることはよく知られている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1972年にこの実験が行われた時の子供達の平均年齢は4歳半でしたが
1990年に、アメリカで行われている大学入試の時に必要な学力一般テスト、SATの点数をこの実験を行った子供達について調べたら
我慢できた子供たちのSATの点数は我慢できなかった子供たちより高かったそうです。
実験の結果によると、我慢が出来ない子の方が社会的成功はしにくいということです(^^;;
そんな、誘惑に弱く自制力のない娘に
目の前に人参をぶら下げるシステムも導入しました。
これはコロナ禍で休校になった時にインスタグラムやツイッターで知ったものですが
ママさん方がママペイと名付けて休校中の過ごし方として取り入れていました。
ママペイとは
#休校中におすすめの過ごし方
当たり前の生活リズムで生活して欲しいと知恵をしぼり。生活習慣をキッザニア形式にしたら、うちの子たちには見事にハマりました。小4小1男子。額と名刺ケース、名刺サイズのメッセージカードを100円均一で購入。#キャンドゥ いっぱいママペイ貯めると張り切ってます(^^) pic.twitter.com/OLPv0sJJO3— ri (@springda321) March 2, 2020
お手伝いや宿題などをするとポイントでママペイがもらえるというものです。
「ご褒美がないと何も出来ない子になる」とか
「教育的に良くない」とママペイには批判的な意見もあります。
中学受験の勉強に取り入れる事には特に批判を受けそうです。
ですが、「憧れの学校に合格をする」という目標の一つの手段としては、取り入れてみても良いかもしれません。
ご褒美がないと勉強をしなくなる子供になるかどうか?
中学校に入った後の娘の様子ですが、ご褒美ありきにはなっていません。
どんな大人になりたいのか、そのためにはどう生活するべきか、
今は何の為に勉強をしているのか
学習をする意味を自ら気付いて欲しいので
進路について考えるよう常々話しています。
本人の心の成長もありますが、クラスのお友達からも良い影響を受けているので
学校で自習をしてくる時間が増えました。
我が家はPayシステムはあまり長続きはしませんでしたが、
勉強をさせる一つの起爆剤になることは請け合いです。
まとめ
受験勉強は3年間と長い道のりで
たった12歳のお子さんが朝8時から学校へ行き、夜10時までひたむきに
淡々と塾へ通っているだけでも本当に凄いことだと思います。
その上、学校の宿題をこなし、塾の宿題も・・・
となると嫌悪感を抱くのも致し方ないことと思います。
結果から話しますと
我が家の娘のスイッチは受験当日から入りました。
当日の気合にはこの子は本当に我が子なの!?とびっくりさせられました。
(また後述したいと思います。)
いつスイッチが入るかはわかりません。
宿題や家庭学習をせず、イライラしたり、落ち込んだり、暖簾に腕押しで
親御さんは大変な思いをされていると思いますが
お子さんには、まずは一問でも解いて、解答を理解をしてもらうこと
親御さんはお子さまの体調管理と学習環境を整えることに集中して過ごしていきましょう!!